安全対策
情報共有の徹底化を図り、
未然に危険を防止する
本工事は街中の工事であるため、騒音・振動対策も兼ねてPCaPC工法が採用されましたが、その他にもさまざまな対策が施されています。まず、事前に近隣のマンションや病院などに月間作業日程表を配布し、作業内容を事前に告知しています。また、現場内は狭隘であるため、クレーン作業による落下物防止には細心の注意を払っています。
「クレーンはいつ誰が使うのか、その際は誰が玉掛けするのか、といったことを作業計画書に明記し、周知徹底を図っています。また、地上とクレーンが設置されている屋上では風の吹き方が異なるので、朝礼などで注意喚起を徹底し、無事故を続けています」と説明するのは井口健太郎副所長です。その他にも現場の整理整頓を徹底して飛散物防止、立ち入り禁止や火気禁止の場所の周知徹底などを行っています。
このような安全対策には「迅速な情報共有が重要」という考え方から情報共有アプリの有効活用も行っています。情報共有アプリで安全対策に関する情報発信を担当しているのが入社5年目の板村萌恵さんです。
「職長との連絡手段として情報共有アプリを導入していますが、安全対策でも利用されています。例えば、資材が整理整頓されていなければ、気がついた方がその現場写真と場所を示した図を送信して情報共有しています。また、朝礼や昼礼の注意喚起を補足するため、工事で手すりを撤去している場所の写真を送るなどして事故防止を心がけています」。
デジタルツールを活用しながら情報共有や周知の徹底化を図ることで、安全対策を推進する福岡中央病院建替計画の工事現場。ベテランから中堅、そして若手まで幅広い年代の職員が協力しながら、本年11月30日の竣工を目指して順調に工事を進めています。














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