工事の意義・目的
混雑緩和、災害時の代替機能など
重要な役割を担う新高速道路
新名神高速道路は、名古屋市を起点として神戸市に至る延長約174kmに及ぶ高速道路です。既存の東名高速道路と名神高速道路交通量増加により、渋滞が頻繁化していることから利用者のサービス向上を図るとともに、産業・経済を支える役割の高速道路が断絶した場合の影響は壊滅的な状況になると予測されており、名神高速道路と交互に代替機能を発揮できる高速道路としての役割などがあります。東京、名古屋、大阪という日本三大都市を結ぶ新たな国土軸を担う高速道路として建設が進められています。
さらに、名神高速道路や中国自動車道など周辺の高速道路とともに、近畿圏と中国圏を結ぶネットワークの形成と強化という役割もあります。
「その中で本工事は、新名神高速道路大津JCT~城陽ICT・IC間のうち、新名神京都事務所が管轄する京都府内12.9kmの建設中路線を形成するPC上部工工事です。当社と富士ピー・エスによる特定建設工事共同企業体として西日本高速道路㈱関西支社から受注しました。工期は2019年10月31日から始まりましたが、詳細設計の実施や工事箇所の文化財調査の遅れ等による下部工引渡し時期の遅延などもあり、2021年から本工事がスタートしました。またその2工事として完成6車化の拡幅床版工事も追加され、約6年間に及ぶ大規模工事となっています」。そう工事の概要について説明するのは稲田卓也所長です。構造はPC連続ラーメン箱桁橋で、合計24径間の上下線、工事延長1km以上に及ぶ大規模工事ですが、豊富な経験を活かしながら総指揮を執っています。


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