流電陽極方式鋼材腐食抑制工法(Znカートリッジ工法)
Znカートリッジ工法
概要
Znカートリッジ工法は、塩害等によるコンクリート内部の鋼材腐食に対して、流電陽極材を用い腐食を抑制する工法です。
腐食を抑制するための鋼材の位置に応じて、インサートタイプとサーフェスタイプの使い分けが可能です。
- インサートタイプ
- 内部鋼材の腐食抑制に対応
- サーフェスタイプ
- 表面鋼材の腐食抑制に対応
特長
- 鋼材腐食抑制
- 鋼材と流電陽極材との電位差により鋼材に電流を供給する電気化学的な工法であり、鋼材腐食が抑制されます。
- 簡単な維持管理
- 通電量調整などの維持管理は不要です。
- 用途によるタイプ選定
- 施工方法や腐食鋼材位置によるタイプ選定が可能です。
- 容易な施工と取替
- 流電陽極材はあと施工アンカーで固定するタイプのため、容易な施工と取替ができます。
- マクロセル腐食対策
- マクロセル腐食を抑制できるため、塩害による断面修復部近傍に生じやすい再劣化対策としても有効です。
- 促進試験による耐久性確認
- 15年耐久性を持った流電陽極材を使用しています。
- ※Znカートリッジ工法は、NETIS登録技術(登録No. KT-180150-A)です。
- ※SIP北陸との共同開発工法です。
使用用途
Znカートリッジ工法は、橋梁をはじめとするコンクリー構造物への適用が可能です。
- 使用例① 桁遊間部の凍結防止剤による劣化対策として
- 使用例② 海上箱桁橋や、打継目、排水装置周辺の腐食対策として
- 使用例③ 海水による塩害対策として
使用材料
- インサートタイプ
- サーフェスタイプ
- インサートタイプ・サーフェスタイプ共通
施工手順
- インサートタイプ
- サーフェスタイプ
- 排流点設置工
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